薄毛をこわがるよりも~
このところ、洗っても髪がすぐ油っぽくなっていました。シャンプーで何度洗っても油っぽさがとれない感じです。
これまでにも、そういう時期はありました。
とくに若いころは体調不良かなにかだろうと考えていて、いつのまにか治っていたので、気にもしてこなかったのです。
ところが、それに加えて最近は抜け毛がふえているのでこまっています。
すぐに排水口がつまってお湯があふれてきます。あわてて取り除くのですが、カツラみたいなものがとれて「ああ、もったいない……」と本気で心配になるんですよね。
ハゲたら世界の終わりとまでは言いませんが、結婚もしたいし、そろそろ髪のケアをちゃんとしておかないと将来が……。
そこで、知人に薄毛の相談をしてみると、「それは原因があるんじゃない?」と言われました。
シャンプーが合わないとか、洗ったあとのすすぎ残しがあるとか、ごしごし洗い過ぎて皮脂の分泌を過剰に促しているとか。
私の場合、いちばん当てはまるのは洗い過ぎかもしれません。
髪の毛のベタつきはしっかり洗えば改善されるわけじゃなくて、シャンプーの洗浄力が強すぎる場合は逆効果になる場合も多いそうです。
アミノ酸系のシャンプーを紹介され、さらに「頭皮デトックス」をすすめられました。
頭皮デトックスなんて初耳だったんですが、つまり、毛穴につまった余分な皮脂や汚れを取り除くということでした。
毛穴がつまると抜け毛や薄毛の原因につながるわけで、取り除いて頭皮という畑をしっかり維持するのが目的だそうです。
シャンプーを両手につけて泡立てて伸ばしたら、両方の指の腹を使って、にきびをつぶすように頭皮をはさんでマッサージしながら洗います。
でも、力を入れ過ぎるとこれも逆効果ということなので、慎重に毎日続けています。
力を入れてゴシゴシやっていた洗い方がとんでもないものだったと、今頃になって実感しています。
先日、ちょっと励まされるサイト(こちら⇒http://xn--pckfdz2cydwcyjlc.jp/)を見つけました。
そんなに薄毛をこわがらず、自然体で生活していればなんとかなるものなんだな~とほんのりしました。
狛江市の泉竜寺と弁財天池をめぐってきました~
東京都狛江市の泉竜寺(せんりゅうじ)から弁財天池をめぐってきました~。
狛江市って東京都の市では最も小さくて、全国でも2番目に小さい市なのだそうですが、がんばってますね~。
駅のそばには大きな図書館もありますし、道路も広いし、静かだし、なかなかいいところです。
小田急線の喜多見駅~狛江駅~和泉多摩川駅のあいだは鉄道の高架下がわりとすいていて、自転車で走っていても快適なんですよね~。
泉竜寺は狛江駅のすぐそばですが、ちょっと奥まった場所にあるので静けさに包まれています。重厚な山門をくぐると、泉龍寺鐘楼門が見えてきます。
本堂に近づいてみると、まばゆいばかりの金色がガラス戸のむこうから見えました。もっと見てみたいけど、これが限界のようです。
良弁(ろうべん)僧正さんが、天平神護元年(765年)にこの地にやってきて雨乞いをして創建したのがはじまりだそうです。
泉龍寺の近くにある「弁財天池」は、この雨乞いにより湧き出た霊泉なのだとか。湧き出た水は和泉多摩川駅の名前にもなっている「和泉」の発祥にもなっています。
いまは小さな池にしか感じませんが、昔はもっと水量もあったんでしょうね。
泉龍寺には別院もあって、こちらは近代的な建築なのですが、お坊さんがちょうどお掃除をされていたので、撮影は控えました。
コラーゲン注入疑惑
私は年配の女性にお話をきく機会が多いです。
男性は「カツラ疑惑」がなにかと話題にされますが、最近の女性でとくに気になるのが、あまり大きな声では言えないコラーゲン注入疑惑です。
明らかに65歳を越えていると思われるのに、妙に顔の血色がよく、頬はほんのりピンク色。目尻に皺もない。怪しい。
しかも、顔の皮膚だけいじっているために、他のパーツが妙に気になります。疑惑①の要素は「白髪が多すぎる」場合。
さらに、疑惑②はこちらに気を許すと、「最近、膝が痛くて……」「リューマチが出はじめて……」などの言葉をついポロリと漏らす場合。
そんなときは「いえいえ、まだお若いのに……」などと普通の対応をしなければいけません。
カツラと違って、顔をいくら凝視しても普通の表情を装っていれば失礼に当たらないので、観察の時間はたっぷりあります。
そして、よくよくパーツだけ見てみると、皮膚に皺がなくても、「眼球そのものがやっぱり古い感じが出ている」というように、やっぱりそれなりの年輪を感じてしまうものです。
顔はつやつやして若い格好をしているのに、カラオケの持ち歌が「美空ひばりと同世代の曲ばかり」というパターンもありました。
先日、60代後半の母(ちなみにコラーゲン未注入)が、80代の女性を見て感じたのでしょう、ポツリとつぶやきました。
「80歳を過ぎると、ああいうふうに歯がすすけてきちゃうのかなぁ。私もいつかああなるのかなと思うと、なんだか切なくなっちゃったよ……」
そうか~女性は切なくなってしまうんですね。
あんまり、疑惑の目を向けないようにしたいと思います。
犬をいじり倒して帰ってきた猫のその後
ギャンギャンギャンギャンギャン!
鎖につながれている犬に鬼ごっこをしかけるニャー子。吠えられるほど、ニャー子は楽しくてしかたがないのです。
喉をならして、陶酔の表情。
今度はこんなのはどう?と、顔を引っ込めて片腕だけひょいと見せてみます。
犬「(心の声)なにやってんだ、猫! 片腕だけ見せるんじゃないよ!ここはオレの縄張りだぞ!」
ギャンギャンギャンギャンギャン!番犬の名誉を賭けて、血管が切れそうなほど吠えまくる老犬。
でも、長くは続かず、やがて体力を消耗させ、ぐったりとしていきます。
様子を確認して、ニャー子にんまり。
犬小屋の左側面からB家に侵入。もはやそのとき、犬は叫びすぎて喉が枯れ果てています。
ぜんぜんイケてないのよ、あんたは。
ニャー子はそんな目つきで悠々とB家の納屋にたどり着き、惰眠を貪るのでした。
その頃、ニャー子の留守中のA家には、いつものように野良猫が侵入していました。
B家の昼寝から帰ってきて、空になった皿を見るニャー子。
またお昼を横取りされた……。
すると、庭に飛び出して、腹立ちまぎれに小鳥たちに飛びかかり、つかまえられそうにないのであげくのはてにゴキブリを捕まえました。
チッ!……。
クチャクチャとガムのように、ゴキブリを口の中で転がすニャー子。
都会ではあんなに可愛かったニャー子は、田舎暮らしですっかりスレた女になってしまいました。
裏の犬をいじり倒す、うちの猫
日本のある小さな町で暮らす、A家のニャー子(仮名)は夜遊びが好きです。
でも、飼い主から夜8時から朝5時までの外出を禁止されているため、朝になると、待ちに待ったように外へ出て行きます。
お気に入りは裏にあるB家の納屋。でも、その納屋にたどり着く前に、犬が待ちかまえています。
今日もニャー子は忍び足でA家の茂みから、B家をうかがいます。まぬけ犬があくびをしているのが見えます。
生垣に近づくニャー子。
すると、早くも匂いを嗅ぎ付けた犬が、ギャンギャン!と威嚇。
でも、ニャー子はニヤニヤ。彼が鎖につながれているので、吠えるだけが精一杯だと知っているからです。しかも、老犬。
ここでいつもの「犬いじり」を楽しむニャー子。
生垣から自分の耳だけ出してみます。すると、怒る犬。
犬「(心の声)あ、くそ、耳だけ出しやがった!そんなとこにいたらネコ臭いんだよ!おまえこっち入ってくるんじぇねーぞ!」
ギャンギャンギャン! 飛びかかりたいのに、鎖で前にいけない老犬。ニャー子はほくそ笑んで、今度は鼻まで出して見せます。
ほらほら~、ここにいるよ~。
犬「(心の声)あ、あのバカ猫! 鬼ごっこやってんじゃねえぞ!このオレさまをだれだと思ってるんだ!」
ギャンギャンギャンギャンギャン!ちかくでもてあそぶウザい猫をぶっとばせず、ストレスで吠えまくる犬。
すると、ニャー子は次のいじりを仕掛けるのです。